ジャクソンホールでのウォーシュFRB議長発言を受け利下げ期待が後退する中、ビットコインは8万ドル台を回復後に反落。ETF資金流入やCoinbase Premium改善など資金流入の多様化が確認される一方、8万〜8万3,000ドル帯には利益確定売りの供給も厚く、市場は「弱気相場脱出」から「強気の定着」を問う局面に移行したと分析している。
米グレースケールがプライバシー通貨Zcash(ZEC)に注目、AI監視技術の発展で金融プライバシー需要が高まりビットコインの市場シェアを一部奪う可能性を分析。ZECは1年で約18倍に上昇し一時880ドル台。上場企業Cypherpunk Technologiesが流通量の約1.92%を保有し採掘にも参入。一方7月には不正生成につながる重大な脆弱性が発見されネットワーク更新で対応済み。BTCシェア10%獲得なら1ZEC=8,109ドルとの試算も紹介。
BitMine会長のトム・リー氏は、暗号資産市場で年間リターンの大半が上昇率の高い10日間に集中する傾向があると指摘し、底値待ちで急騰を逃すリスクを警告した。8月中旬以降ETHは1,900ドルから2,600ドル付近まで上昇しており、同氏はこの動きをファンダメンタルズ改善を反映した軌道修正と位置づけ、資産のトークン化やAIエージェント関連需要の拡大がETH価格にまだ十分織り込まれていないとの見方を示した。
8月27日の仮想通貨市況まとめ。BTCは1254万円前後で推移し、ジャクソンホール会議での利上げ観測を警戒。XRPは1ドル割れから反発し8月は約32%高の見込みだが直近は調整で1.40ドル前後に下落。AIを用いた仮想通貨運用を装い約38億円を集めた詐欺事件で被告に有罪評決。
リップル(XRP)は1ドル割れから反発し8月は約32%高の見込み。米国現物XRP ETFへの資金流入が9営業日連続でプラス、月間流入は8,000万ドル超に達した一方、RLUSD流通量は20億ドルを突破。大口ではバイナンスへの流入とバイナンスからの引き出しが同時に増加しており、方向感は定まっていない。
ビットコインが一時7.8万ドルを割り込み、24時間で約3.24億ドル(約480億円)が清算された。前週は清算の大半がショート側だったが、今回はロングが約2.7億ドルを占め立場が逆転。ウィンターミュートはスクイーズ的値動きを警告する一方、クリプトクオントは総需要の増加、グラスノードは短期保有者の平均取得価格7万ドル近辺が重要な支持線になると指摘している。
8月28日のBTCオプション満期は約64億ドル規模で、7万5,000ドルと8万ドルのコール建玉に注目が集まるが全体の6.1%にすぎない。より構造的に重いのは9月末満期(130,670BTC、8月の1.65倍)で、9月16日FOMCを前にロールが集中している。12月満期のオプションはプット優位からコール優位へ約3週間で反転しており、満期後にどの価格帯へ持ち高が積み直されるかが焦点。