ChromeでJPEG画像を小さく表示すると他ブラウザと見た目が異なることがある。原因はlibjpeg-turboが実装する「部分IDCTスケーリング」という最適化で、画像を完全展開せず8×8ブロックのDCT係数のうち低周波成分のみを使って粗くデコードし、その後通常のスケーリングを適用する。これによりメモリと処理時間を削減できる一方、高周波のディテールが失われ、アイコンのようなシャープな画像では太く見えるなど表示が劣化する。写真向けの最適化としては有効だが、アイコン用途にはJPEGではなくSVG等を使うべきと結論づけている。
Google Chrome 152が公開され、327件の脆弱性が修正された。MV2形式のブラウザ拡張機能はChromeウェブストアから全て削除される予定。
AnthropicはPC操作支援AI「Claude Cowork」に独自の内蔵ブラウザを搭載した。従来はChrome拡張機能「Claude in Chrome」でアクセス権を与える必要があったが、通常ブラウザと切り離された専用ブラウザが使えるようになる。ログイン済みアカウントが必要な作業には引き続き「Claude in Chrome」を使うなど、用途で使い分け可能。Windows・macOS・Linux向けデスクトップ版のPro・Max・Teamsプランに今後1週間で順次提供される。
MicrosoftがWindows向けに「MicrosoftSettings.exe」という新ツールをひっそりと配布し始めた。既定検索をBingに変更する項目が「Yes」で初期選択されており、ユーザーが承諾するとChrome・Firefox・Brave等にMicrosoft製Bing拡張機能が追加される仕組み。拡張機能は広範な権限を要求し、Google検索へ戻そうとすると引き止めメッセージを表示するなど積極的な挙動が確認され、セキュリティ研究者はブラウザハイジャッカー的パターンに似ていると指摘。Microsoft側は任意のツールであり拒否も可能と説明しているが、Reddit等では批判的な声が多い。
Bitwardenが「fill assist」機能を発表。ユーザーがオートフィルに問題があるサイトを報告すると、Bitwardenエンジニアが専用の入力ルールを作成しGitHub上のデータベースに追加、拡張機能側でオプトイン設定を有効にすると同期・適用される。拡張機能の新バージョンを待たずに即日改善が反映される点が特徴。データはローカル保存でBitwarden側へは送信されない。現在は第一段階で、今後は企業向けポリシーや組織独自データベース、将来的にはデフォルト有効化も予定されている。
AlfredからChoosy経由でChromeを開きプロファイル選択を改善したほか、Codexに1行プロンプトで指示して特定URLをプロキシ経由にするChrome拡張機能と、効果測定用クエリパラメータを削除するChrome拡張機能を生成した日記。後者はJavaScript不要の宣言的設定のみで307リダイレクトを実現している。
Firefox 154がリリースされ、CSSのsibling-count()・sibling-index()関数、およびtext-box-trim/text-box-edge/text-boxプロパティに対応した。これにより同一親内の要素数や兄弟要素中の位置をCSS計算に利用でき、フォントの高さ情報を基準にテキスト周辺の余白を調整できるようになる。これらの機能はChrome、Edge、Safariに続きFirefoxが対応したことで主要ブラウザー全てで利用可能になった。CJK向けのideographic/ideographic-ink値は現時点でFirefoxのみの対応。