ShopifyがReact NativeからSwift/Kotlinによるネイティブ開発へ回帰する方針を示したことを受け、クロスプラットフォーム開発が解決できるコストと解決できないコストを整理した記事。技術選定のトレードオフを考える材料になる。
機密文書やプライバシーに関わるテキストを翻訳する際、Google 翻訳や DeepL などのクラウドサービスは使いたくないが、ローカル翻訳は LLM 実行による高負荷か低品質かの両極端になりがち。そこで Firefox に標準搭載されているローカル翻訳機能に着目し、about:translations を使って手軽に低負荷かつ実用品質の翻訳を行う方法をまとめている。
AI 企業の内部文化は自らの製品の危険性を誇張して恐怖を煽り、それによって投資を引き出す構造になっていると著者は指摘する。OpenAI のチャットボットが Hugging Face のサーバーを攻撃したという話を含め、「AI が暴走した」という物語は、自社製品の能力について信頼できない語り手によるものとして扱うべきだと論じる。
AIエージェントをソフトウェア開発に導入する際の典型的な進め方(小さく試す→実案件投入→問題発見→対策→任せる範囲を拡大)は正しいが、実案件1件を完遂するには要求整理からリリースまで全工程が必要なため学習が遅いという課題がある。本記事はその課題に対し、AIエージェント時代のSDLC設計をどう考えるかを論じる。本文は導入部で途切れており、具体的な手法の詳細は示されていない。
Provetで実際に起きた障害危機に対し、「Code Yellow」を用いて組織を止めずに8週間で収束させた事例。技術的な不安定さ以上に顧客の信頼低下が深刻になる中、James Stanierが、一時的に組織を動員して危機に対応するマネジメント手法とその運用を紹介している。テックリード向けの障害対応・組織運営の知見。
生成AIによる創作・プログラミングの仕事の価値毀損に疲弊した開発者による内省的なエッセイ。コードアシスタントを使ったプログラミングに喜びや誇りを感じられないこと、自作の小さなツールやゲームエンジンを作る楽しみがLLMの登場で意味を失ったように感じられることを綴る。一方で、生成AIを一切使わずにiOSカメラアプリ「Uncamera」を作り続ける知人の例を引き、不安を抱えながらも手を動かし続けることの意味を模索している。
フロントエンドカンファレンス福岡 2026 に関する告知記事で、AI時代におけるWebフレームワークの方向性をテーマにしたセッションの案内。本文には具体的な技術的内容は含まれていない。
Knowledge Graph が agentic システムの基盤として重要になる理由を論じた講演。単純な RAG を超えて、context bundling、decision provenance、code as truth、agent visibility という4つの実践的なアーキテクチャパターンを解説し、Knowledge Graph 上に構築したエンジニアリングハーネスによってフィードバックループの効率化、トークン使用量の最適化、システムの信頼性維持を図る方法を示す。
古い資料に時間を奪われないために、ソフトウェア開発などで実践される「ボーイスカウトルール」を紹介する記事。来たときより少しきれいにして帰るという考え方で、仕事のついでに小さく掃除・改善を続ける文化として、t-wada 監修『プログラマが知るべき97のこと』でも取り上げられている。